ブランド
Brand
歴史
History
昔ながらの煉瓦造りの工房
私は23歳のとき、工芸の世界へ入りました。兄が窯を継がずに自分の道を歩んでいく反面、私は有田工業高校から名古屋芸術大学へ入学し、陶磁器製造の道を進み始め、卒業と同時に家業に入りました。それから14年、37歳で代替わりし、3代目となりました。肥前吉田の地で三代に渡り、うつわを焼いております。現在は夫婦二人、トンバイ塀に囲まれた煉瓦造りの工房で作陶を行っています。
特徴
Characteristic
磁器の奥深い魅力を焼き留め、語り継ぐ
長年うつわを作り続けていても、未だに窯をあける度、その美しさや歴史の面白さ、奥深さといった磁器の魅力を肌で実感します。うつわを使う人が、日常生活の中で使うことによりこの魅力を感じてもらえるよう、うつわに焼き留め、語り継ぐ。それが肥前吉田焼の職人の使命だと思って、毎日、土と向き合っています。
お客様へ
For Customers
心の満足をあたえられる、長くお客様に愛される商品を
企業理念である「心の満足をあたえられる」商品を作っていくことが私の目標です。過去には流行に乗るために流行りものを模倣し、どんどん同じモデルを大量生産するということもありました。しかし、流行に乗るモノづくりは、我々の個性が失われてしまい、結局はお客様に飽きられてしまうと実感しました。それ以来、本当にいいもの、本当に私たちらしいものを、お客様に少し待っていただいてでも作っていくことが「長くお客様に愛される」ということであると考えています。