ブランド
世界を旅するように、異国の色を感じて
ヒポポタマス
- 2007年
- オーガニックタオル
- 左舘清明
歴史
オーガニックタオルをアートにする
ヒポポタマスは2007年創業のオーガニックタオルブランドです。
当時、日本製の高級タオルやオーガニックタオルは白やベージュが主流で、安価な外国製タオルに対抗するためにクオリティを保つことが優先され、無彩色で遊び心に欠けることに疑問を感じていないようでした。
しかし、パリ育ちの創業者は、機能性と環境への配慮を追求しながらも、ファッションのようにタオルにデザインや色でストーリー性を持たせることを発案。
独自の視点で色彩に魂をこめることで、日本のモノづくりにエッセンスを加え、海外で勝負できるブランドを作りたいと考えました。
特徴
唯一無二のカラーストーリー
ヒポポタマスのタオル製作は、世界中に散りばめられている色を探す旅から始まりました。
ブランドの顔であるデビューカラーは、ゴッホの名画「星月夜」からインスパイアされた濃紺。
油彩を塗り重ねる独特なタッチによって立体的で躍動感あふれるこの夜空をなんとか表現したいと思い、繊維に工夫を凝らすことにしたのです。
オーガニックコットンにバンブーレーヨンを織りまぜ、染色濃度の違いを利用することで、陰影のある複雑な色合いをつくり出すことができました。
ほかにも、ゴーギャンが愛したタヒチの緑やマリー・アントワネットの気高いバラのピンクなど、鮮やかで個性的な色が完成。
ストーリーのあるカラーリングは、ブランドの最大の特徴となっています。
お客様へ
心おどる色と爽快感のある肌触りのタオル
ヒポポタマスのタオルは、品質と製造工程へのこだわりを追求した「人にも地球にもやさしいタオル」です。
原料のオーガニックコットンは、綿花畑から紡績工場に至るまで、国際的なオーガニック繊維の基準を満たしています。
エコ素材の再生繊維であるバンブーレーヨンを織り込んであり、高い吸放湿性だけではなく、シルクの光沢カシミアの肌触りを持つと言われます。
また、森林に比べ短いサイクルで再生する竹はエコ素材として注目されています。
鮮やかな色に染めたタオルは、不純物の少ない軟水である四国・石鎚山の地下水を使用して5時間もの長時間洗浄をおこなうことで、柔らかな風合いに仕上がり、乳幼児の敏感な肌に触れても安全な製品となっています。
製造工程で出る排水はバクテリアによる汚水処理をし、環境にも配慮。
350種類以上の有害化学物質に対する厳しい分析試験をクリアし、世界最高水準の安全性を誇る繊維製品としてエコテックス®スタンダード100「Class 1」の認証を取得した、人にも地球にもやさしい製品です。
安心・安全な品質とストーリーのある個性的なカラーで、毎日の暮らしを彩るタオルをぜひお楽しみください。
出産祝いや赤ちゃんのいる方へのプレゼントにもおすすめです。
受賞歴
2013年3月 百貨店バイヤーズ賞・ベストセラー賞 受賞