ブランド
Brand
1764年創業の老舗珠数屋が一つ一つ心を込めて作る「和」
中野伊助
- 1764年
- 京念珠
- 10代目 中野伊助
歴史
History
彦根藩主、井伊家の一族が受け継ぐ伝統
当家が、近江国(現滋賀県)から京の都へ出て珠数(念珠)屋を創業したのが1764年、現当主は10代目にあたります。
珠数は素材から形式・製造法に至るまで、経典に厳しく詳しく定められている法具です。
現存する珠数では、東大寺の正倉院に収められているものが一番古く、 その形態は古来より変わる事なく受け継がれ、機械が発達した現代においても全て手作業で作られています。
仏教法具として脈々と伝わってきた珠数(念珠)ですが、現代では意味が広がり「お守り」「願掛け」のひとつとしても使われています。
私たちは本来の意味を守りつつ、現代のライフスタイルに寄り添った珠数を目指しました。
今回、京都同志社大学の商学部、高橋ゼミナールとの産学連携をきっかけに、ペットに着目しました。
家族同然の大切な存在であるペットの中でも、猫は急に逃げ出すこともあり、飼い主の方が心配な事も多い。
特に最近の相次ぐ災害時に万が一行方不明になった場合、人がお守りを持ち歩くように、猫にもお守りが付いていたら飼い主の方も安心するのでは、というコンセプトで開発しました。
特徴
Characteristic
お揃いのコーディネートで絆を深める
これまでのペットのお守りは、飼い主用で猫自体に身に付けるものはありませんでした。
「ねこのわ」はお出かけ時に、ペットと飼い主がお揃いでおしゃれを楽しめる日本初のアイテムです。
珠数が老若男女問わず「お守り」としての意識が定着している現代、愛しい家族であるペットの首輪にパワーストーンを付け、いつでも飼い主との心の繋がりを感じる。
完成した「ねこのわ」はお守りの意味を高めるために、京都の西賀茂にあります「法雲寺」で全て祈願しています。
法雲寺はペットの供養寺としても有名で、万が一、猫にその時が来た際には、もちろん供養ができ、また将来、飼い主さんもその寺院でペットと共に安らかに眠ることも可能です。
お客様へ
For Customers
お客様の尊い「想い」が叶えられますように
古来より仏教法具として脈々と受け継がれてきた家業の珠数は時代の流れと共に、今では「お守り」「願掛け」というカタチで皆様に受け入れられています。
私たちは、カタチは違えども、あくまでも「珠数の概念」「円」(えん「縁」・まる「丸」)が「完全」「円満」「悟り」「曼荼羅」を示すという軸をぶらさず、現代のライフスタイルにマッチした商品の開発にチャレンジし続けます。
「成長した猫は首輪を嫌がる」というご意見を受け、また万が一、首輪が何かに引っ掛かってしまったときには猫自身の重みで自動的に外れるよう、工夫と実験を重ね独自技術を開発しました。
そのため、お客様の大切な猫にストレスを与えることなく、末永く身に着けていただけるアイテムになりました。
よりオシャレを楽しんでもらうため、またたびの香り付きチャームも開発中です。
ぜひ、愛する猫ちゃんとコーディネートを楽しんでください。
受賞歴
Award
2005 京念珠製造師に認定
2006 平和念珠「ピース・スフィア」が国連の永久展示品に認定