ブランド
伝統・ファッション・芸術の融合
クスカ
- 1936年
- 丹後ちりめん
- 楠泰彦
歴史
丹後の職人の手仕事を世界へ
私たちは1936年に創業し、着物生地「丹後ちりめん」の製造販売をしていました。
しかし、1970年代前半をピークに和服離れの影響を受け、着物生地の生産量は右肩下がりに。
2008年、東京の建設会社で働いていた楠泰彦が実家に帰省した際、職人のモノづくりの姿に感動し、生まれ育った丹後に戻り会社を継ぐ決意をしました。
その後、楠は三代目社長に就任し、これまでの「力織機」による生産から「手織り」へシフトチェンジすることを決定。
2010年に「昔の織り技法で今のライフスタイル」をコンセプトに、「職人の手仕事」にこだわった服飾雑貨ブランド「KUSKA」を立ち上げました。
近年はイタリア・フィレンツェの名店ネクタイブランドや、英国王室御用達の超老舗高級名門テーラーでも展開するなど、日本製の伝統的な手織りブランドとして世界で戦っています。
特徴
機械では出せない手織りならではの質感
KUSKAの製品の特徴は、丹後で培われてきた300年の着物の技術を組み込んだ、シルク100%の織物生地です。
糸づくりから染め・手織り・商品完成まで職人の手仕事にこだわり、織る際の糸や気候、気温によって同じものでも織り方は変わるため、熟練の職人でも1日にネクタイを2~3本程度しか織る事ができません。
素材に強いストレスを与えず、ゆったりと空気を含ませながら、職人が手織りすることにより、重厚な質感、美しい光沢、そして独自の風合いを生み出しています。
お客様へ
日常に、手仕事の美しさを
KUSKAがメイン商品として販売しているのが手織りのネクタイです。
普段はスーツやジャケパンスタイルに合わせて頂くことが多いですが、最近はキャップと合わせるなど、自由な着こなしの中にも取り入れられています。
KUSKAのネクタイは、どこにもない質感を出す為に手織りと手縫いで柔らかく仕上げており、締める時・外す時は、優しく取り扱っていただければ幸いです。
ぜひ、京都・丹後の職人による手仕事の美しいモノづくりをご堪能ください。
受賞歴
京都府中小企業優秀技術賞
京都府商工会連合会 革新的企業支援顕彰事業オンリーワン部門 最優秀賞