ブランド
ふだんの暮らしのなかに和紙の温かみをプラス
オゼキ
- 1891年
- 岐阜提灯
- 尾関守弘
歴史
老舗だからこそチャレンジする
私たちオゼキは、1891年に創業し、岐阜提灯の製造メーカーとして発展してきました。
創業当初は種類も少なく素朴なデザインでしたが、新素材の開発や製造技術の改善に加え、優美な絵柄を取り入れて進化を続けてきました。
それと同時に、日本各地の産業博覧会に出展し知名度の向上に努めました。
博覧会では、日本だけではなく海外でも岐阜提灯は大好評を得て、国内外から大量の注文を受けるまでになりました。
1951年には世界的彫刻家イサム・ノグチ先生が来社され、後に光の彫刻として世界から称賛される「AKARI」を、私たちが指定工場として製作しました。
創業以来、岐阜提灯の伝統を守りながら新しい魅力を提案し、皆様の期待に柔軟に対応してきたことで、数々の特許、意匠権の取得、デザインの発明に関する賞を多く受賞することができました。
私たちは、これからも岐阜提灯の老舗として継承してきた伝統を守りながら、良心的かつ文化的に、時代のニーズに応えられるものづくりを続けていきます。
特徴
つながる心のあかり
岐阜提灯は、十六世紀に創造されたと言われています。
岐阜県美濃地方の上質な和紙や竹ひごを使い、秋の七草などの優美な絵柄が特徴の伝統工芸品です。
1900年代には、ベルギーのリエージュ万国博覧会、フランスの美術工芸品博覧会、香川県高松市での全国産業博覧会など国内外の博覧会で金賞を受賞し人気を博しました。
時代が移り変わる中で、私たち提灯業界も新商品の開発に力を尽くしています。
その1つがデザイナーとの共同開発商品「レター提灯」です。
カジュアルな提灯のようですが、実は伝統工芸の手技が随所に生きている商品です。
火袋(提灯本体部分)の仕上がりにムラが出ないよう貼り型にも細心の注意を払って和紙を貼り、どの角度から見ても美しく作られています。
火袋には、季節の風物詩や日本の名所が種類多く描かれており、豊富な絵柄からお好きなものをお選びいただけます。
両手に乗るくらいのコンパクトなサイズですので、他のインテリアを邪魔せずに飾っていただけます。
また、薄く丈夫な和紙が貼られておりますので、提灯に直接、絵やメッセージを書き込むことも可能です。
届いた後も楽しめる「レター提灯」をご利用いただき、特別な想いを伝えてください。
お客様へ
灯すと思い浮かぶ、あの人の笑顔
伝統的な岐阜提灯の製造技法を踏まえ、和にこだわって人と人をつなぐ灯りのお手紙としてレター提灯を作りました。
電話やメールのスピード感も良いけれど、レター提灯は想いと時間をかけて届きます。
届くのを待つ時間、届いた提灯を組み立てる時間が、それぞれのことを想って過ごす楽しい時間になります。
また、提灯のやわらかな灯りと絵柄やメッセージは、心温かく皆さんを癒すことでしょう。
お祝いメッセージを入れて贈ることはもちろん、お好きな絵を描き込んだりして、自分らしい、世界に一つだけの心温まるレターを送りましょう。
お子様のお絵描き作品として、ご自宅で飾るのもおすすめです。
受賞歴
1904年 アメリカ・セントルイス万国博覧会 銀賞
1905年 ベルギー・リエージュ万国博覧会 金賞
1928年 高松全国産業博覧会 金賞 1937年
フランス・パリ美術工芸品博覧会 金賞
プロデューサー
「日本に眠る才能」の価値をもっと多くの人に
■J Flavor
地元に、世界に、社会に笑顔を。
私たち J Flavor(ジェイ・フレーバー)は、日本が持っている伝統、技術、感性など様々な才能を掛け合わせ、新しい価値を創り出す工芸プロデュース集団です。
日本が持つ才能の素晴らしさを世界中の人に知ってほしい。
日本製品の価値を通じて、全ての人が笑顔でいられる社会を目指して。