ブランド
すべて手作業で作られた抗菌性に優れた箸
漆のお箸十八膳
- 1949年
- 輪島のうるし箸
- 橋本夏希
歴史
伝統の技で作る現代の暮らしに馴染む箸
私たち十八膳は、創業から70年以上箸作りを続けている、株式会社橋本幸作漆器店から生まれたブランドです。
近年、食生活やライフスタイルの変化により、漆の製品に触れる機会が減ってきています。
とくに若い方の間では、「漆のものは高級品で、どう扱ったら良いか分からない」という方が多いのではないでしょうか。
私たちは日常の食卓でもっと気楽に「使ってみたい」と思うような漆の箸を作りたいと、このブランドを立ち上げました。
半世紀以上受け継いできた漆の箸をつくる技術。
その強み(十八番=おはこ)を活かし、一膳一膳丁寧に仕上げています。
伝統の技を活かしながら、伝統に縛られないデザインを取り入れて、現代の暮らしに馴染む箸を目指しています。
十八膳のお箸で、漆の心地よさをより身近に感じていただければ幸いです。
特徴
環境とからだに優しい天然素材を食卓に
十八膳がお届けするのは環境とからだのことを考えた、安心で安全な漆の箸です。
箸の木地には石川県の県木、能登ヒバを使用しています。
地元の木材を使うことで、能登の美しい森を守り未来につなぐことにも貢献しています。
能登ヒバは湿気に強く耐久性がある木材です。
含有成分のヒノキチオールには抗菌作用があり、お箸に適した素材です。
箸の塗りにおいては、化学塗料は一切使っておらず、天然漆のみを使用しています。
漆に含まれるウルシオールは、食中毒の原因ともなる大腸菌に対して有効な成分です。
また腐敗を防止する作用もあります。
漆は酸やアルカリ、油などに強いことから、箸に使う塗料としてこれ以上のものはありません。
お箸は料理をつかんで口へと運ぶもの。だからこそ、とことんからだに優しいものにこだわって作っています。
十八膳の箸は、下塗りから仕上げまですべての工程において、技を極めた職人が真心を込めて製作しております。
お客様へ
自分や大切な人に贈りたい個性的なデザイン
十八膳では、多様化する食生活に合わせてお選びいただけるよう、さまざまなデザインのお箸をご用意しました。
毎日着る服を選ぶように、お箸も料理に合わせて選んでみてはいかがでしょう。
十八膳オリジナルの「十八膳塗」、ナチュラルな使い心地の「拭き漆(ふきうるし)」、漆の質感を楽しむ「真塗(しんぬり)」、中塗りと模様が透けて見える「溜塗(ためぬり)」。
70年以上受け継いだ匠の技をいかし、現代風のデザインに仕上げています。
自然素材を使っているため、同じ塗りように見えても、木目の違いで漆のしみ込む様子が異なります。
あなたが手にする箸は、世界にたったひとつのものなのです。
能登ヒバの軽さや温もり、漆独特の手触りは、実際に手にした人にしか分かりません。
ぜひ十八膳のお箸の中から、あなただけのお気に入りをご自分のために、またご家族のからだを思って。
さらに遠く離れている大切な方の健康を願って選ばれてみてはいかがですか。