ブランド
焼き物を通じて「藍」を味わう
大西陶器
- 1919年
- 大谷焼
- 大西直紀
歴史
伝統の炎から生み出される土の可能性
大谷焼の始まりは江戸時代まで遡ります。
九州生まれの焼き物職人が大谷村へ来てロクロ細工を披露し、火消壺等を焼いたことが始まりです。
そのような発祥を持つ大谷焼の窯元である大西陶器は、1919年(大正8年)に創業。
明治初期に築造された「松浦窯」を初代「大西米吉(よねきち)」が継承し、「大西陶器製造所」として始まりました。
以来、伝統の炎を燃やし続けながら、土のもつ無限の創造性と炎との出会いによる斬新な感覚を探求し、伝統的かつ新しい作品を造るべく日々努力しております。
特徴
染め物と焼き物を融合させて生まれる「藍」
徳島の窯元として徳島が誇る「藍染」を取り入れた作品もご用意しています。
そもそも徳島は藍染がとても有名です。
その理由は、徳島が天然の藍染料である「すくも」の産地であること。
そして何より徳島の「すくも」は「阿波藍」と呼ばれ、他の地域と差別化されるほど高品質だからです。
「藍-indigo-」シリーズは徳島の藍染をイメージさせる色になるよう釉薬を調合。
さらに、その釉薬には藍染の染め液を作る際に用いられる灰を再利用し、まさに染め物と焼き物を融合を目指しました。
徳島の窯元だからこそ伝えられる「藍」の美しさを、どうぞご自分の目でご確認ください。
お客様へ
焼き物と藍染の良さを同時に楽しんで
長い歴史の中で積み重ねられた伝統を重んじながらも、トレンドを取り入れ、使う人のことを想って作る品物たち。
お皿は乗せるものを選ばないシンプルなデザインに。カップはたっぷりと注いでも重くならないように。箸置きには遊び心をプラスして。
皆さんが実際に使用するシーンを意識し、使いやすく、感度も使いたくなるように製作しています。
徳島で育まれた焼き物と藍染。
そのどちらの良さも味わえる、日常的に楽しんでいただける品物です。
触って感じる焼き物の良さ、目で見て味わう「藍」の美しさをどうぞご堪能ください。
受賞歴
2013年 第2回そば猪口アート公募展 入選